浦和学院・高田 3戦連発も表情崩さず「特に意識していない」

[ 2013年4月2日 13:49 ]

<敦賀気比―浦和学院>1回裏、3試合連続となる逆転2ランを放ち、ガッツポーズで三塁に向かう浦和学院・高田

第85回選抜高校野球準決勝 浦和学院5―1敦賀気比

(4月2日 甲子園)
 浦和学院が逆転勝利で春夏通じて初となる決勝進出を決めた。初回に先制点を許したが、その裏、死球出塁の2番・贄(にえ)を一塁に置いて4番・高田が左中間に逆転2ラン。5回には3番・山根の左前打と5番・木暮(きぐれ)の左翼線2点適時二塁打で3点を加え、敦賀気比を突き放した。

 浦和学院の森士(おさむ)監督(48)は「ホントに出来過ぎです」と快勝に満面の笑み。「特に右打者に対して外中心に攻めて来られたので、しっかり踏み込んでいけと指示した」と敦賀気比の好投手・岸本攻略法を振り返った。

 4番・高田は3試合連続本塁打となったことについては「たまたまって感じで、特に意識はしていない」と表情を崩さず。監督から「変化球を狙え」と指示されていたそうで「狙い通りに打てた。感触は良かったし、点を取られてすぐ取り返せたのが良かった」と振り返ったが、第2打席以降は死球、遊ゴロ、空振り三振と快音は聞かれず。「三振もあったし、まだまだ」と反省を口にし「チームの目標は日本一。チーム一丸で頑張りたい」と初の頂点に意気込んでいた。

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