球児 ウイニングボールもらった「こっちは僕の中で特別」

[ 2013年4月2日 10:47 ]

初登板のパイレーツ戦で初セーブを挙げ、ウイニングボールを手にするカブス・藤川(右)

ナ・リーグ カブス3―1パイレーツ

(4月1日 ピッツバーグ)
 初登板で初セーブを挙げたカブスの藤川は落ち着いた口調ながら、何度も笑みを浮かべた。

 ―うれしさは。

 「うれしいですけどね。試合を終わらせたことにはほっとした。9回のメジャーの雰囲気もまた日本と違う。そこを経験できたのはよかった」

 ―試合後、ボールを受け取った。

 「(勝利投手となった)先発のサマージャに返そうと思ったけど、初めて(のセーブ)だということでもらった。日本でのボールは持ってないけど、ちょっとこれはもらおうかな、と。こっちは僕の中で特別」

 ―現時点では抑えにつなぐ役割だが。

 「(今日は)ぽん、と出された感じ。自分が行かなきゃ、と構えて出るほうが難しい。成功したときに感じるしんどさは抑えの半分くらい。抑えはきつい。それは間違いない」

 ―今後に向けては。

 「体調管理をするのと、チームにとって使いやすい選手でいるということが今は重要。ひとつひとつやっていく」(共同)

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