上原、5球でピシャリ!田沢もイチ斬りRソックス開幕白星

[ 2013年4月2日 06:09 ]

レッドソックス戦の6回、上原と対戦し、三飛に倒れたヤンキース・イチロー

ア・リーグ レッドソックス8―2ヤンキース

(4月1日 ニューヨーク)
 レッドソックス・上原の今季初登板はわずか5球の“省エネ快投”だった。「もうちょっと遅い回かなと思っていた」という上原に出番やってきたのは、2点リードの6回だった。

 先頭のハフナーを2球で遊飛に仕留めると、続くイチローは1球で三飛に。さらに代打のオーバーベイも2球で左飛と、3人をフライに打ち取り、わずか5球で3者凡退。テンポのいいピッチングでチームに流れを引き戻した。

 「先発(投手)の球数の多かったので、心の準備をしていたのがよかった。5球しか投げていないので…シーズンに入れば内容より結果。結果がよければ、よしとするだけです」。

 結果的にはチームは7回に1点を追加。8回には田沢が登板し、ヒットを打たれたものの、イチローを投ゴロ併殺に仕留めて無失点。その直後の9回にも3点を追加し、8―2の快勝。昨年は最下位に甘んじたレッドソックスが日本人投手の快投で開幕戦を白星で飾った。

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