高知 38年ぶり決勝ならず「仕掛ければ良かった。監督の差」

[ 2013年4月2日 16:11 ]

<高知―済美>9回表高知1死一、三塁、上田の三ゴロで三走市川が本塁を突くがタッチアウト。捕手金子

第85回選抜高校野球大会準決勝 高知2―3済美

(4月2日 甲子園)
 四国対決に敗れた高知の島田達二監督(40)は「選手はよくやった」と絞り出した。4試合連続完投勝利を無四球で飾った済美の好投手・安楽から初回に土居が左越えソロを放ち先制。一度は逆転を許しながら、7回には4番・和田恋(れん)の中越えソロアーチで振り出しに戻したが、最後は相手の一発に泣いた。「素晴らしい投手からよく打った。仕掛ける場面で仕掛ければ良かった。監督の差です」と自らを責めた。

 一度は同点となるソロアーチを放ち、8回途中からはマウンドにも立った和田恋は「自分のミス(4回、記録は強襲安打)で1点入って、何とかしたいと思ってストレートを思い切り振った」。悔しい敗戦を胸に「チームとしてもっと打撃を磨きたい」と夏に向けて出直しを誓っていた。

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