済美 9年ぶりV王手!鉄腕・安楽 2発被弾も4試合連続完投

[ 2013年4月2日 15:10 ]

高知戦に先発した済美・安楽

第85回選抜高校野球準決勝 済美3―2高知

(4月2日 甲子園)
 第85回選抜高校野球大会第12日は2日、甲子園球場で準決勝が行われ、第2試合は済美(愛媛)が3―2で高知との四国対決を制し、初出場初優勝した04年以来9年ぶりの決勝進出を果たした。決勝では初優勝を目指す浦和学院(埼玉)と対戦する。

 済美は0―1の4回、3四球で1死満塁とし、5番太田の三塁強襲の適時内野安打で同点。5回には2死二塁から2番山下の左前打で勝ち越しに成功した。7回に追いつかれたが、8回1死走者なしで山下が左越えへ勝ち越しのソロ本塁打を放ち、決着をつけた。

 済美の安楽は1、7回に2本の本塁打を浴びたが、それ以外は丁寧に投げて9回6安打2失点、無四球で4試合連続完投。高知は1回に土居のソロ本塁打で先制。1―2の7回には4番・和田恋の左中間スタンドへのソロ本塁打で試合を振り出しに戻したが、9回の好機であと一本が出なかった。

続きを表示

この記事のフォト

2013年4月2日のニュース