大島「侍」招集見送りも 膝違和感の坂本は9日視察

[ 2013年2月9日 06:00 ]

囲み取材を受ける山本監督

 侍ジャパンの山本監督が、左肘痛を訴えた代表候補の中日・大島について、最悪の場合は招集を見送る可能性を示した。都内で取材に応じ「(15日からの)宮崎合宿で動ける体かどうかだ。焦って悪化させてはいけない。将来もあるわけだから」と話した。招集を見送った場合でも、代役は呼ばず、32選手で合宿を行う見込みだ。

 大島は7日に名古屋市内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け、この日の午前中には別の病院でエコー検査。かかりつけの治療院で処置も受けた。遊離軟骨が移動して肘の屈伸に支障が出ていたが、関節潤滑薬注入で症状は改善。藤田哲由チーフトレーナーも「2日もあれば投げられるようになるだろう」との見解を示したが、15日までに回復するか注視する必要がある。

 また、7日に右膝の違和感を訴えた巨人・坂本については、宮崎キャンプ視察を行う9日に状態を確認する。

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2013年2月9日のニュース