ソフトB “通信制の星”地球環境・大滝リストアップ

[ 2012年10月25日 06:00 ]

通信制高校初のドラフト指名を待つ地球環境・大滝

 ソフトバンクは地球環境の大滝勇佑外野手(18)を下位または育成指名にリストアップした。通信制に3年在籍した高校生がドラフト指名されれば史上初となる。

 大滝は1メートル82、75キロという恵まれた体格で遠くへ飛ばす能力は高い。さらに遠投100メートルの強肩、50メートル6秒0の俊足で今春のセンバツでは履正社(大阪)との初戦で敗れたが、三盗を決めた。走攻守そろった野球センスは注目を集めていた。

 1軍で活躍する右打ちの外野手は内川のほか、ベテランの多村だけ。若手には左打ちの外野手が多いため、手薄なポジションの一つで補強ポイントに挙がっている。大滝自身も「ソフトバンクが一番好きな球団。内川さんのような選手になりたい」とラブコールを送り、相思相愛の関係だ。「通信制の星」となるべく、大滝は祈るような気持ちで運命の瞬間を待つ。

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2012年10月25日のニュース