胴上げ回数でもバトル勃発?稲葉 最低でも11回

[ 2012年10月25日 06:00 ]

中田(左)と談笑する日本ハム・稲葉。胴上げ回数でも巨人にライバル心を燃やす

 日本シリーズで仁義なき胴上げ戦争が勃発する。打倒・巨人を宣言したのは日本ハムのベテラン稲葉だ。巨人の原監督の胴上げはリーグ優勝時で8回。CS突破時には10回まで増やし「何で10回だったんだろうね。(栗山監督を)それ以上、上げないといけないね」と対抗意識をむき出しにした。もちろん勝つことが前提。日本ハムはリーグ優勝時に栗山監督を11回上げたが、日本一の際には11回以上に設定した。

 稲葉は09年の日本シリーズで原監督が10回舞った胴上げを札幌ドームのベンチから見た。「悔しさが必要だから見ようと思って見た。今でも思い出す。巨人だからテンションは上がる」。相手のキーマンには4番・阿部を指名。「捕手なので打たせると、リードや守りも乗ってくる」と警戒を強めた。チームはこの日、札幌ドームで全体練習を行い、25日に東京に移動する。

続きを表示

2012年10月25日のニュース