原監督　菅野の単独指名に「伯父として感動しております」

東海大・菅野智之投手の単独指名が決まり、関係者と握手をする巨人の原監督

プロ野球ドラフト会議　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ　ＴＯＳＨＩＢＡ

（10月25日 グランドプリンスホテル新高輪　国際パミール）
　巨人は東海大・菅野の単独１位指名に成功。原監督は「感慨ひとしお。きょうだけは伯父として感動しております」と喜びを語った。

　昨年は日本ハムと競合した末に抽選で敗れ、交渉権を逃した。菅野は日本ハムへの入団を拒否し、１年間の浪人生活となったが「本人も自分で選択したとはいえ、苦しんだ１年だったと思います。しかし、その時間を糧とし、成長したと聞いております。結果的に決して遠回りではなく、最高の道の中で、きょうを迎えたと思っております」と原監督。「プロの世界は弱肉強食。ただ希望、夢を大きく膨らませてジャイアンツに飛び込んできてもらいたい」とエールを送った。
　
　実際に会ったら伯父として何と言ってあげたいか？の問いには「よく頑張ったな、ということでしょうね」と答えた。