世界の王が東浜を引き当てた！王会長「久しぶりにドキドキ」

プロ野球ドラフト会議　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ　ＴＯＳＨＩＢＡ

（10月25日 グランドプリンスホテル新高輪　国際パミール）
　「交渉権獲得」の文字を確認するとソフトバンク・王球団会長は左手を高々と掲げた。ＤｅＮＡ、西武、ソフトバンクの３球団が競合した東都のＮｏ．１右腕、亜大・東浜の交渉権を獲得。数多くの修羅場をくぐり抜け、数々の大記録を打ち立ててきた“世界の王”は「久しぶりにドキドキしました。うれしかったです」と満面に笑みを浮かべた。

　この日の朝まで誰がクジを引くか決まっていなかったが「最後は、まあ年の功でね。いくしかない」と大役を務め、見事、当たりを引き当てた。

　前日（２４日）の青学大戦でリーグ新記録となる通算４２０奪三振を打ち立てた即戦力右腕。王球団会長は「即戦力として１０勝以上出来る投手。（東浜を）１位で行くことは難しいことではなかった。問題は何チームくるか？３チームだったのは幸運だった」と笑った。

　Ｖ奪回へ、右腕への期待は高く、テレビ中継を通じて東浜へ「チャンピオンフラッグを手にするために力を必要としている。一緒に力を合わせて頑張りましょう」と呼びかけた。