「ホームランを打とうとはしていない」サンドバル

[ 2012年10月25日 13:45 ]

ワールドシリーズ第1戦 ジャイアンツ8―3タイガース

(10月24日 サンフランシスコ)
 体重100キロを超える巨体を弾ませてダイヤモンドを回った。ジャイアンツの3番サンドバルが度肝を抜く3打席連続本塁打。2年ぶりの王座へ好スタートを切る原動力となり「信じられない」と目を丸くした。

 最初の2打席は相手のエース、バーランダーと対戦した。初回は2死走者なしで迎え、両打ちの26歳は左打席に。2球で追い込まれてからの高めの速球を中堅にはじき返すと、そのままオーバーフェンス。貴重な先制点をもたらした。

 2―0の3回2死一塁では左越え2ラン。外角の速球に逆らわずに捉えた技ありの一発だった。大舞台でメジャー屈指の好投手を苦にしなかった猛打を「ホームランを打とうとはしていない。入れ込み過ぎないようにした」と説明した。

 5回は交代直後のアルバカーキから再び中越えにソロ。ワールドシリーズでの1試合3発は1926、28年のルース、77年のジャクソン(共にヤンキース)、2011年のプホルス(カージナルス)に続き、3連発はジャクソン、プホルスに次ぐ快挙だった。(共同)

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2012年10月25日のニュース