【ソフトバンク1位】東浜巨 420K記録 東都の奪三振王「1年目から上で勝てる投手」

[ 2012年10月25日 17:31 ]

亜大・東浜巨投手

東浜巨(ひがしはま・なお) 22歳 亜大 右投右打

 沖縄尚学で08年センバツを制し、亜大入学後も1年春から3戦連続完封の鮮烈デビュー。3年秋には早くも東洋大・松沼雅之が持っていた東都大学リーグの完封記録(15)を更新し、ドラフト前日の24日にはリーグ新記録の通算420奪三振を記録。「1年目から上で勝てる投手」というのが、各スカウト陣の共通した評価だ。

 ゆったりとしたフォームから伸びのある直球とツーシーム、スライダーを中心に精度の高い変化球を投げ込む。大学2年時は150キロ前後をマークしていたが、3年秋に右肘痛を患ってからは最速140キロ強程度。それでも打者を見ながら投げられる投球は健在で、リーグ4位タイの通算35勝(10月24日時点)を挙げ、チームをリーグ戦3連覇へ導いた。

 ▼ロッテ・山下徳人スカウト 小池君(秀郎)は140キロ台中盤で切れがあったけど、投球術は東浜君の方が数段上だと思う。ツーシームは落差があって、フォークみたい。

 ▼阪神・中尾孝義スカウト 球持ちがいい。(不安材料は)肘の回復具合だけ。

 ▼巨人・山下哲治スカウト部長 球は浮かないし、コントロールが抜群。

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2012年10月25日のニュース