小川監督　藤浪引き当て若松元監督の名言再現だ

　あの名言を再現だ！埼玉・戸田のヤクルト球場で練習を見届けた小川監督は、大阪桐蔭・藤浪を引き当てた場合に「（ヤクルト）ファンの皆さま、おめでとうございます」と話すプランを明かした。

　日本一に輝いた０１年、リーグ優勝した際に若松監督が口にしたフレーズ。「原監督に取られたフレーズを取り返さないと」。９月２１日に巨人がリーグ優勝した際、原監督がこのフレーズを使用。ヤクルトが生み出した大事な言葉が、他球団へ流出してしまった。会議の様子はＴＢＳ系列で全国にテレビ中継されるため、この言葉を発して、元祖はヤクルトであることをアピールする考えだ。

　抽選で藤浪を外した場合は、外れ１位としてヤマハの右腕、石山を指名する予定だ。

　≪ドラフトあらかると≫

　☆選択可能選手　プロ志望届を提出した高校生９５人、大学生８５人の計１８０人と、高卒３年目以降、大卒２年目以降の全ての社会人選手、国内独立リーグの選手。

　☆指名人数　原則として１球団１０人以内。他球団が全て選択を終了して１２球団で計１２０人に満たない場合は、最大１２０人に達するまで指名できる。外国プロ野球選手は、人数に含まない。

　☆指名方法　１巡目は入札。指名が重複した場合は抽選。外れた球団は再度入札、指名が重複したら再度抽選。決定するまで繰り返す。２巡目は球団順位の逆順、３巡目は球団順位。今年の球宴で勝ち越して優先権を獲得したセ・リーグの最下位、ＤｅＮＡが第１順位。パのオリックスが第２順位、阪神が第３順位と続く。

　☆ファン公開　事前に応募し当選したファン約１０００人を今年もドラフト会場に招待する。

　☆テレビ中継　昨年に続きＴＢＳで全国ネット放送される。