楽天痛恨ドローでCS進出消滅 青山3点リード守れず

[ 2012年10月4日 21:33 ]

9回、失点して佐藤コーチ(左)から叱られる楽天・青山(右)

パ・リーグ 楽天5-5西武

(10月4日 Kスタ宮城)
 楽天は4日、西武戦で抑えの青山が3点差を守れず5-5の引き分け。4位以下が確定し、CS進出が消滅した。

 初回、敵失も絡み島内、鉄平の連続適時打などでいきなり4点先制。投げては先発のダックワースが粘投し、救援も無失点で3点リードで9回を抑えの青山に託した。

 すんなり抑えてCSへの望みをつなぎたいところだったが、守護神が大乱調。外野の好返球にも助けられ、2死一、三塁とあと1人のところまでこぎつけたが、ヘルマン、中村、オーティズの3連打で3点失い、土壇場で追いつかれた。

 9回裏も3人で抑えられ反撃は不発。勝っていても楽天がCSに出るのは残り4試合に全勝し、ソフトバンクが3試合に全敗した場合のみと厳しいことに変わりはなかったが、引き分けに終わったことで完全に望みを絶たれた。

 9回、最後の打者となった松井は「悔しいです。残り4試合、全力で戦う」と語った。

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