岩隈9勝 史上2人目プホルスを3K斬り「しっかり投げられた」

[ 2012年10月4日 06:00 ]

<マリナーズ・エンゼルス>6回を無失点で9勝目を挙げたマリナーズ・岩隈

ア・リーグ マリナーズ6―1エンゼルス

(10月2日 シアトル)
 マリナーズの岩隈が球団新記録を樹立し、メジャー1年目を終えた。プレーオフの椅子を最後まで争った強打のエンゼルス打線に対し、6回6安打無失点7奪三振で9勝目。「自分のリズムをつかめて最後の投球ができた。最後の登板でしっかりと投げられて良かった」と満足げに語った。

 今季は中継ぎでのスタートだったが、7月から本職の先発を任され16試合で8勝4敗。防御率2・65は新人の先発投手としては、05年のヘルナンデス(2・67)を上回る球団新記録となった。中でもエ軍戦は今季4勝0敗、防御率1・23と圧倒的な強さを誇り、この日は12年連続30本塁打、90打点以上のリーグ屈指の強打者プホルスから史上2人目となる1試合3奪三振。充実した投球内容に「中継ぎを経験して米国の野球を体で覚えたのが、先発でも生きた。いい一年を過ごせた」と笑顔で振り返っていた。

 ▼マリナーズ・川崎(メジャー初死球で出塁し今季2個目の盗塁)よかった。(右肘への死球は)メジャーリーガーの球は重かった。 

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2012年10月4日のニュース