バルディリス 岡田監督に“サヨナラ”打「申し訳ない」

[ 2012年10月4日 06:00 ]

<オ・ロ>延長10回1死満塁、サヨナラ打を放ったオリックス・バルディリス(中央)は笑顔でナインとハイタッチ

パ・リーグ オリックス2-1ロッテ

(10月3日 京セラD)
 チーム一丸で、ロッテから勝利をもぎ取った。オリックスは今季6度目のサヨナラ勝ち。順位は確定していても、やられっぱなしでは終われなかった。

 延長10回無死、宮崎が右中間を破る二塁打で出塁すると、大引がきっちりバントを決めた。T―岡田、李大浩の連続敬遠で1死満塁、打席に立ったのはバルディリスだった。

 3球目をセンター前に運んだ。4月30日の西武戦、5月1日のロッテ戦で連続サヨナラ本塁打を放った“サヨナラ男”が試合を決めた。

 それでも、試合後のバルディリスは神妙な面持ちだった。「選手としてハードなプレーをしてきたつもりだったが、もっとやれていれば、と申し訳ない気持ちはある」とチームの不振の責任を取り休養に追い込まれた岡田監督に言及。最後まで笑顔は見られなかった。

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2012年10月4日のニュース