浦添商が甲子園一番乗り!3度追い付いて8回勝ち越した

[ 2012年7月15日 17:03 ]

夏の甲子園出場を決め、喜ぶ浦添商ナイン

 全国高校野球選手権沖縄大会は15日、決勝が行われ、浦添商が沖縄尚学に8―5で勝ち、4年ぶり4度目の夏の甲子園出場を決めた。浦添商は序盤から先行されたが、3度同点に追い付く粘りを見せた。5―5の8回に3点を奪って勝ち越し、7年ぶりの代表を狙った沖縄尚学を振り切った。

 浦添商は3度リードを許す苦しい展開を乗り越え、全国一番乗りで甲子園への切符を手にした。宮良監督は「『リードされても諦めるな』と言い続けてきた。実践してくれて感無量」と晴れやかな表情だった。

 6回に3回目の同点に追い付き、5―5で迎えた8回。4番呉屋の二塁打などで1死満塁とし、失策と野選で3点を勝ち越した。投げては五回途中から登板したエース宮里が、帽子が飛ぶほど気迫あふれる投球を披露。相手打線を1安打に抑え、勝利を引き寄せた。

 宮里は「点を取ってくれると信じていた」と笑顔。監督は「甲子園では4強以上を目指す」と目標を口にした。

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2012年7月15日のニュース