「きょうは裏目に出た」和田監督 榎田の起用法変更も

[ 2012年7月15日 13:36 ]

セ・リーグ 阪神3-2ヤクルト

(7月14日 甲子園)
 阪神・和田監督は劇的勝利の余韻の中で省みた。「きょうに関しては裏目に出た」。久保からの継投策に関してだ。8回、逃げ切り態勢を整えて投入した榎田が畠山に痛恨の同点弾を浴びた。前回12日の中日戦では同じ8回に2死満塁の危機を招いて降板。下降気味の状態に心配を寄せた。

 「前の試合もよくなかった。きょうも何とかきっかけをと思って送り出したんだけど、もう少しかな…」。今後も変わらずセットアッパーの役割を任せることにも「基本はそうだけど…」と言葉を濁した。「筒井も福原も状態がいい。勝っていかないといけない立場だから。“勝つ継投”をオールスターまでやっていきたい」。

 借金を少しでも減らして後半戦へ向かうには一戦必勝しかない。球宴休みまで残り4試合、形に固執する時ではないことを心に決めた。

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2012年7月15日のニュース