黒田 痛恨被弾でメジャー通算50勝またお預け…

[ 2012年7月15日 06:00 ]

エンゼルス戦の7回に3ランを浴びた後、ベンチで汗を拭うヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース6-5エンゼルス

(7月14日 ニューヨーク)
 後半戦の開幕投手を務めたヤンキースの黒田が、メジャー通算50勝を前にまた足踏みした。エンゼルス戦の2―1の7回無死一、二塁。トランボに94マイル(約151キロ)の低めシンカーを左中間席に運ばれた。

 「高さは良かったけど…。コースが甘くて完璧にやられた」。6回までは「完璧に近い投球」と振り返っただけに、痛恨の3ラン被弾だった。

 7回1/3を5失点で降板。それでも、6回途中7失点で降板した前回登板の6日のレッドソックス戦に続き、チームは逆転勝ちした。ジラルディ監督は「数字より内容はずっといい。よく投げてくれた」とねぎらった。黒田が登板した5月27日以降の9試合で、チームは7勝2敗。うち7試合で7回以上を投げている右腕は「チームが勝つのが一番。次も1イニングでも長く投げたい」とフル回転を誓った。

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2012年7月15日のニュース