星野監督 扉へこませた!嶋に「怖がってどうするんや!」

[ 2012年7月15日 06:00 ]

<楽・日>延長10回、勝ち越しを許しベンチで顔をゆがめる楽天・星野監督

パ・リーグ 楽天1-2日本ハム

(7月14日 Kスタ宮城)
 試合後、球場内の通路に衝撃音が響いた。「バァーン!」。

 楽天・星野監督は、8回に楽天の中堅・聖沢の本塁返球を後逸し、二塁走者に同点の生還を許した嶋について問われると「本塁を守っとるやつが(走者を)怖がっててどうするんや!」と激怒。右足で金属製の扉をへこませるほど激しく蹴飛ばした。聖沢の返球は難しいハーフバウンドではあったが、捕球していれば生還を阻止できた。田淵ヘッドコーチも「難しいプレーだけど捕球してほしかった」と苦言を呈した。嶋は前回の先発だった8日の西武戦(西武ドーム)でも、本塁クロスプレーで走者の生還を阻止できなかった。結局、延長10回に青山が決勝点を許し逆転負け。嶋は「何を言っても言い訳になるので…」と唇をかんだ。

 ▼楽天・塩見 序盤から低めを意識して投げていたが、8回は浮いてしまった。

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