西武が借金完済!雄星 4回0封でプロ初セーブ

[ 2012年7月15日 16:47 ]

<オ・西>9回、オリックスの最終打者を打ち取り、ガッツポーズをするプロ初セーブの西武2番手・菊池

パ・リーグ 西武8―2オリックス

(7月15日 Kスタ宮城)
 西武は5回に打者10人の猛攻で6点を挙げて試合を決めた。最大9あった借金を完済し、勝率を5割とした。

 西武・ヘルマンは1回に先制の2点適時打を放つと、2―2の5回1死一、二塁からは小松のカーブを捉えて左前へ勝ち越し打。更に押し出し死球と浅村、栗山の適時打で一挙6得点を挙げ、試合を決定づけた。この日は主砲の中村が音なしだったが、5番のヘルマンと浅村が3打点ずつ。安部打撃コーチは「中村が打線を引っ張ってきたが、今はカバーし合える」と言い、浅村も「下位打線も大事だと思っている」と自負を漂わせた。

 先発・牧田が5回2失点と粘ると、2番手・菊池は4回を零封。8、9回は力強い投球で三者凡退でピシャリと締め、プロ初セーブを挙げた。

 オリックスは中継ぎ陣が西武打線を抑えられなかったのが誤算。

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