進むプロ、アマ交流…来年3月にも試合、練習OK

[ 2010年10月5日 06:00 ]

 日本学生野球協会・内藤雅之事務局長ら同協会の研究委員会メンバーは4日、日本野球機構(NPB)事務局を訪れ、新たな日本学生野球憲章の施行を受けてプロ側と進める規約作りについて協議。プロとの交流について、内藤事務局長は来年3月にもプロと学生の試合、練習、講習会などが可能になるとの見通しをあらためて示した。

 この日の協議で同協会側は新憲章で大幅に緩和されたプロとの交流(15条)、さらに元プロ選手の資格回復(16条)の規約案を提示した。内藤事務局長は「学生側の考え方を説明した」。旧憲章ではプロとの試合などは原則として認められていなかったが、同協会は規約の詳細をプロ側と協議、来年2月下旬の評議員会で承認を目指す方針。来年2月に承認されれば3月に試合や練習などが可能になる。
 また、元プロ選手が高校の指導者になるためには教諭として通算2年以上在職しないと適性審査を受けられないが、それ以外ではどういう形で資格回復が可能かを双方で検討していく。

続きを表示

2010年10月5日のニュース