星野氏リベンジの時…五輪惨敗で逃したWBC監督の座

[ 2010年10月5日 11:58 ]

 【星野氏 楽天監督就任へ】星野氏が指揮した2008年の北京五輪で、プロ野球選手で固めた日本代表はメダルを持ち帰れなかった。「おれは何を言われても、甘んじて受ける」。悔しさをにじませてから2年余り。再びユニホームに袖を通すチャンスが到来した。

 北京五輪の前は、09年から巨人の監督に就くうわさが絶えなかった。加えて、09年3月のWBC日本代表監督の有力候補に挙げられてもいた。しかし、五輪惨敗による風当たりが予想以上に強く、就任を固辞せざるを得なくなった。

 以来、阪神の背広組として、解説者として野球にかかわっていても、やはり情熱を傾倒できるグラウンドの魅力を痛感しているに違いない。五輪直後から抱き続けている挑戦心や反骨精神を発揮する時が、来たのかもしれない。

続きを表示

2010年10月5日のニュース