ブレーブス決めた!斎藤、日本人初3球団でPO

[ 2010年10月5日 06:00 ]

ワイルドカードでのプレーオフ出場を決め、祝勝会でチームメートにシャンパンを浴びせるブレーブス・斎藤

 【ブレーブス8-7フィリーズ】ブレーブスが今季最終戦でプレーオフ進出を決めた。地区優勝を決めているフィリーズに8―7で辛勝。試合終了から2時間38分後に、ワイルドカード争いで並んでいたパドレスが敗れ、吉報が舞い込んだ。06、08年ドジャース、昨年レッドソックスに続き、斎藤は日本人初の3球団での進出となった。

 「この瞬間すべてが報われた。頑張ってよかった」。5年間で4度目のシャンパンファイト。不惑のセットアッパーは、39歳守護神ワグナーから「愛しているぞ!」と熱い抱擁を受けた。昨年からの盟友である79歳コンビが、今季限りで勇退するコックス監督の花道を後押し。左太腿痛や右肩痛に苦しめられた斎藤は「体調を維持することが年々大変になり、精神的な波の維持が大変だった」と本音を口にした。
 これで日本選手の所属球団は13年連続でプレーオフに進出。2年目で初の美酒を味わった川上は、1勝10敗に終わった今季を「喜べるほどのシーズンではなかった」とし、自身のロースター入りが厳しいプレーオフについては「どんな形でも力になれれば」と話した。

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2010年10月5日のニュース