上原、メジャー残留が最優先!救援一本で勝負

[ 2010年10月5日 06:00 ]

 今季限りで2年契約が切れるオリオールズ・上原は、メジャー残留を最優先とする方針を明かした。

 今季は故障で出遅れ、調整でルーキーリーグも経験。「一番下も一番上も見た。激しい1年だった」と振り返ったが、終盤は抑えに定着し13セーブを挙げただけに「1年間やりたい思いがある。(来季は)メジャーが第一」と語った。渡米時にこだわった先発についても「無理とうすうす感じている」と来季は救援一本で勝負する構えだ。
 オ軍首脳陣の信頼は厚く、再契約オファーを提示するのは確実。ただし、今オフのFA市場は抑え投手が不作で、レッドソックスやエンゼルスなどが獲得に動くことも考えられる。上原は近日中に代理人のピーパー氏と話し合う予定。「日本(の球団)も本気なら考える」と日本復帰の可能性も口にしたが、家族が米国での生活に順応していることもあり、メジャー3年目のシーズンを迎えることになりそうだ。

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2010年10月5日のニュース