栗原“吹っ切れた”2戦連続2発!広島5連勝

[ 2010年9月22日 06:00 ]

<広・ヤ>8回無死、栗原は左越えにこの日2本目となるソロホーマーを放つ

 【広島5―2ヤクルト】広島は栗原の2試合連続2本塁打の活躍で初の5連勝。2点を追う4回に右翼ポール際へソロ。6回は二塁打で好機をつくって同点のホームを踏み、8回に勝ち越しの14号ソロを左翼席上段に打ち込んだ。

 右手首を骨折した後遺症を感じさせない豪快なアーチに「自分のスイングができている。怖がっていてもしようがない」と吹っ切れた表情。野村監督も「調子が良くて雰囲気を変えてくれる。自信に満ちあふれていてみんなを引っ張ってくれる」と主砲に感謝していた。

 <上野2年ぶり白星>上野が見事な火消しに成功した。8回に大島が無死一、三塁とされたところでリリーフ。飯原への初球は顔面近くへの制球ミスとなり、その間に二盗もされたが飯原、相川、川端の3人を抑えて得点を許さなかった。「初球が頭にいって(危険球での)退場を覚悟しましたが…。あれで開き直っていきました」。力投のごほうびに、08年9月16日のヤクルト戦(神宮)以来の勝ち星がついてきた。

 ▼広島・丸(7回に代打でプロ初安打、8回は左犠飛で初打点)無我夢中で打ったので、どこまで飛んだか分かりませんでした。

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2010年9月22日のニュース