能見救援投入も実らず…阪神3・5差3位転落

[ 2010年9月16日 06:00 ]

<横・神>2回1死満塁、下柳は石川に走者一掃のタイムリー三塁打を打たれガックリ

 【阪神5―7横浜】阪神は執念の采配も実らず、最下位の横浜相手に連敗し5月22日以来の3位に転落した。

 負けられない一戦で真弓監督は決断を下した。試合前、9月の12試合で打率・167、わずか1打点の金本に「早くベストの状態に戻す方が大事」とスタメン落ちを通告。右肩故障から復帰した7月16日以降では初のベンチスタートだった。7回に金本を代打起用(二ゴロ)した指揮官は「肩の状態が良くない。打撃にかなり影響が出ている」と説明した。
 2点差に追い上げた7回からは18日の巨人戦(甲子園)に先発予定の能見を投入。今季初の救援登板となった左腕は「腕を振って投げようと思った」と2三振を含む3者凡退の力投を見せた。
 だが、逆転劇にはつながらず、首位・中日と負け数で並び、ゲーム差は3・5に。真弓監督は「ちょっと重過ぎた」と、2回までに先発の下柳が失った7点を悔やんだ。

 ▼阪神・ブラゼル(2回にリーグ単独トップとなる44号ソロ)きょうのことはきょうで終わり。あしたまたしっかり戦いたい。

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2010年9月16日のニュース