エース対決に敗れ…吉見、悔しさあらわ

[ 2010年9月16日 22:25 ]

 【中日3―5広島】3日の巨人戦を最後に出場登録を外れていた中日の吉見は、7回を7安打4失点と復帰登板を飾れなかった。前田健とのエース対決で8敗目を喫し「調子がどうのじゃない。この時期は勝つか負けるかですから。登板間隔も関係ないです」と悔しさをあらわにした。

 戦列を離れた理由は明かされていないが、右肩に違和感があったようだ。一回こそ三者凡退に打ち取ったものの、二回に先頭の栗原にスライダーを左翼上段まで運ばれた。四回に自らの暴投と失策が絡んで2点を失い、同点の七回は2死から梵にソロ本塁打を浴びた。
 持ち前の制球は本調子ではなかったが、無四球で7三振を奪った。108球で自責点2と試合をつくったことで、21日からの阪神3連戦での登板にめどは立った。エースにふさわしい雪辱の場になるだろう。

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2010年9月16日のニュース