松井 3年ぶり5打席連続安打&桑田氏再会

[ 2010年8月19日 06:00 ]

<レッドソックス・エンゼルス>試合前、球場を訪れた桑田真澄氏(左)と談笑するエンゼルス・松井

 【エンゼルス0-6レッドソックス】エンゼルスの松井秀喜外野手(36)が17日(日本時間18日)、レッドソックス戦で3打数2安打1四球と奮闘。試合は零敗したが、巨人時代のチームメート・桑田真澄氏(42=元パイレーツ)の激励に応えた。

 「甘い球に、ちゃんとスイングできている。悪くないと思いますよ」。2回に防御率リーグトップのバックホルツの92マイル(約148キロ)の内角カットボールに、バットを折られながら中前打。4安打した14日のブルージェイズ戦から、07年7月以来3年ぶりの5打席連続安打。8回にも左腕から右前打を放った。
 試合前にフェンウェイ・パークを訪れた桑田氏と対面。07年6月10日のヤンキース―パイレーツ戦以来3年ぶりの再会に「悪い時には悪いなりの楽しみ方がある。1日その試合のベストを尽くしてほしい」とエールを送られ、松井も「どういう時も同じ気持ちで同じ準備をして臨んでいる」と応えた。ただ、チームはレ軍戦今季8戦全敗。同一シーズンの対レ軍開幕8連敗は、1961年の球団創設以来初の屈辱で「こっちのペースで試合を運べていない」と松井。ここ2試合で7打数6安打にも表情は硬かった。

 ≪松井のメジャー5打席連続安打は3度目≫メジャーに移籍してから松井が5打席連続安打を記録したのは3度。05年9月13日デビルレイズ戦の第2打席から、翌14日の同カードの1打席目。左中間二塁打、左前打、右前打、中前打、右翼線二塁打を記録したのが最初。2度目は07年7月22日に、同じくデビルレイズ戦の3打席目から翌23日ロイヤルズ戦の1打席目。中前打、中前打、右前打、右前打、右前打だった。

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2010年8月19日のニュース