学童軟式野球 常磐が福島勢で初優勝

[ 2010年8月19日 17:09 ]

 高円宮杯第30回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント最終日は19日、東京・大田スタジアムで準決勝、決勝を行い、17度目の出場の常磐スポーツ少年団が福島勢として初めて頂点に立った。

 過去2度準優勝の常磐は決勝で、宮ノ陣フラワーズ(福岡)を持ち前の打力で圧倒して10―3で勝った。
 準決勝は常磐が白老町緑丘ファイターズ(北海道南)を、宮ノ陣が五十市タイガース(宮崎)を下した。敗れた2チームはともに3位となった。

 ≪3度目の正直の初V≫昨年から監督を務める常磐の橋本監督はほっとしていた。今大会最多の17度の出場で、過去準優勝は2度。「今年こそ、と思っていた。3回戦までは得意の打力がやや不発でしたが、やっと…」と胸をなで下ろした。
 決勝は六回まで毎回の12安打で10点。エース石井も連投に耐え抜いた。守りを重視した昨年は3回戦敗退。「今年は出場が決まって2カ月間は打撃練習をかなりやらせた。選手を褒めてやってください」と会心の笑みだった。

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2010年8月19日のニュース