レ軍戦全敗 松井秀「信じる気持ちがなくなったらもう終わり」

[ 2010年8月19日 13:06 ]

レッドソックス戦の4回、中越え二塁打を放つエンゼルス・松井秀

 エンゼルスの松井秀喜外野手は18日、ボストンでのレッドソックス戦に「5番・指名打者」で出場し、3打数1安打1四球だった。内容は遊ゴロ併殺打、中越え二塁打、二ゴロ、四球で打率は2割5分5厘。8回に代走を送られて交代した。チームは5―7で敗れ、3連敗。

 試合連続安打となる二塁打を放った松井秀。1―1の4回に先発右腕ラッキーから中堅フェンス直撃の一打。後続の適時打で一時、勝ち越しとなるホームを踏んだ。
 追い込まれながら低めのカットボールにぐっと踏み込み「低いけどコースは甘かった。状態は悪くない」。5―6の8回は快速球右腕バードに対して9球粘って四球を選んで2死一、二塁とし、打線を活気づけた。
 だがチームは逆転負けで3連敗。レッドソックスには今季9戦全敗で、松井秀は「もう少し勝つことに対して気持ちを出すことも必要」。首位とは8ゲーム差と厳しい状況が続くが「信じる気持ちがなくなったらもう終わり」と前向きに話した。(共同)

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2010年8月19日のニュース