巨人に厳しい現実…打撃不振、守備でもミス

[ 2010年8月19日 22:03 ]

 【巨人0―3中日】厳しいが、これが現実だ。巨人は中日3連戦に3連敗を喫し、4連敗で4月2日以来の3位に転落した。

 原監督は「0点じゃいかんわね。もう少し打線がつながりというか…」とうめいた。制球良く投げ込む吉見に抑え込まれて完敗。四回まで1人も走者を出せず、六、七回の1死一、二塁の好機も後続が凡退。4連敗中の安打数は4、3、1、5と打線の不振は深刻だ。
 リズムの悪さは守備にも出る。二回1死一塁でエドガーが正面のゴロをトンネルして二、三塁のピンチを招く。四球で満塁となり、2死から内海が荒木に2点適時打を浴びた。エドガーは「併殺を考えて焦った。試合の勝敗にかかわってしまった」と反省しきり。ミスの代償は大きかった。
 この後も阪神、中日と上位対戦が続く。リーグ4連覇へのヤマ場は、最悪のスタートとなった。指揮官は「このままずるずる行くわけにいかない。東京ドームでリスタート」と、自分に言い聞かせるように声を張り上げた。

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2010年8月19日のニュース