猛暑なんの!スタミナ際立つ由規、4連勝で9勝目

[ 2010年8月19日 22:54 ]

 【ヤクルト7―2広島】昼すぎに気温が約37度まで上昇したこの日の広島。夜になっても蒸し暑さの残るマウンドで、ヤクルトの由規のスタミナが際立った。「前半の調子は良くなかったけれど、無我夢中でした」。8回を7安打2失点で9勝目をマークした。

 最速158キロで注目を集めた豪腕も、序盤は球速が上がらなかった。四球で走者を背負う悪い癖も出た。目が覚めたのは、失点した直後の五回から。球威抜群の直球がコースに決まりだし、130球を超えた八回には先頭の栗原を150キロで見逃し三振。この回3奪三振でマウンドを譲った。
 「点を取られてから腕が振れるようになった」と由規。小川監督代行も「崩れなかったのは成長。ここのところそういう投球が続いている」とたたえた。夏真っ盛りの7月29日から始まった自身の連勝は4に伸びた。

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2010年8月19日のニュース