1点守り切った!常盤・石井が完封勝利!

[ 2010年8月19日 06:00 ]

<常磐軟式野球スポーツ少年団・菰野野球少年団>力投する常磐軟式野球スポーツ少年団の先発・石井

 スポニチ主催の高円宮杯第30回全日本学童軟式野球大会第4日は18日、準々決勝4試合を行った。初出場の宮ノ陣フラワーズ(福岡)は、大庭樹也主将(6年)の活躍などで城南ファイヤーズ(群馬)に逆転勝ち。五十市タイガース(宮崎)、常磐軟式野球スポーツ少年団(福島)、白老町緑丘ファイターズ(北海道南)もベスト4進出を果たした。19日は大田スタジアムで準決勝、決勝が行われる。

【試合結果
組み合わせ


 【福島・常磐軟式野球スポーツ少年団1―0三重・菰野野球少年団】常磐軟式野球スポーツ少年団は初回に挙げた1点を守り切り、06年以来4年ぶりの4強進出を果たした。先発左腕の石井は今大会前から腰痛を抱えていたが「調子が良かった」と4安打完封。同チームは過去、準優勝が2度。橋本主将は「全力で戦い、全国制覇する」と初の頂点を見据えた。

 【宮崎・五十市タイガース6―3長崎・戸尾ファイターズ】五十市タイガースは九州対決を制して初出場で4強入り。4連投のエース左腕・森山が徹底した内角攻めで、相手打線を封じ込めた。常森監督は「上出来です。本当は(パック旅行の)3泊4日で宮崎に帰っているはずだったのに」。大人1人約4万円の滞在費増額といううれしい誤算に苦笑いしていた。

 【北海道南・白老町緑丘ファイターズ3―2秋田・五小フェニックス】北海道南白老町緑丘ファイターズの8年ぶり4強入りの立役者は大黒柱の若林だ。気温30度を超す暑さの中、初回1死三塁から3番・若林の中犠飛で先制すると、3回にも中前適時打。投げては2失点で3試合連続完投勝利で「自分の投球ができた。チームを楽にしたかった」。73歳の工藤監督は「選手は勝負運を持っている。感謝したい」と笑顔だった。

 ▼秋田・五小フェニックス松橋孝監督 子供たちには今まで厳しくした分、感謝したい。全国はやはりレベルが高い。

 ▼群馬・城南ファイヤーズ加藤監督 相手は後半調子を上げてきてスタミナもありました。こちらは途中から疲れが出てしまって。力の差がありました。

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2010年8月19日のニュース