松井秀にならいピアノ教室へ 多彩なプロ注目右腕の指先

[ 2010年8月19日 07:04 ]

 【成田6―3関東一】「指のかかりを意識して投げた」というプロ注目の右腕、成田・中川。7安打5失点の3回戦北大津戦で右手中指のつめを割った。不安は残ったが、最速142キロもマーク。梁川部長は「痛がる様子もなかった」と驚きの顔で振り返る。

 指先は幼少時から鍵盤を叩くことで鍛えられた。6歳の時、松井秀喜(エンゼルス)もピアノを弾くと知って教室に通い始め、12歳でコンクールに参加するほど腕を上げた。書道でも中3時に千葉県で金賞を受賞。書道教室に通ったことはないというから、多彩な才能の表れだ。投球はそんな指先の強さと優れた感覚に支えられている。

続きを表示

2010年8月19日のニュース