福留1打点も 守備で2つのミス

[ 2010年4月17日 12:37 ]

アストロズ戦の7回、中犠飛を放つカブス・福留

 カブスの福留孝介外野手は16日、シカゴでのアストロズ戦に「2番・右翼」で出場、2打数無安打1打点だった。内容は左飛、右飛、四球、中犠飛(打点1)で打率は3割2分3厘。アストロズの松井稼頭央内野手は出場しなかった。試合はカブスが7―2で勝った。

 3―2と勝ち越した直後の七回1死満塁。カブスの福留は、初球のボール球を「思い切り空振りし、楽になった」と言った。中堅にはじき返した2球目が犠牲フライとなり「最低限の結果ですよね」とほっとした表情だった。
 守備での二つのミスを取り返した形だ。四回、右中間へのフライで中堅手と接触。記録は落球した中堅手の失策だが「センターが声を出せば、センターのボール」と自分を責めた。その直後には再び右中間への打球が飛んだ。「走者が(足の速い)ペンスじゃなけりゃ、無理しなかったが」と突っ込んだが、打球を後逸。「体にも当たらなかった」と反省した。
 カブスは七回、打者一巡の猛攻で6点を奪い、結果的には快勝した。福留は2打数無安打に終わったが、今季6打点目を挙げ「感じとしては悪くなかった」と前向きだった。(共同)

続きを表示

2010年4月17日のニュース