走攻守でキラッ!長野2安打に好返球

[ 2010年4月17日 21:20 ]

7回巨人無死二塁、長野が右前打を放ちチャンス拡大

 【巨人6-1ヤクルト】巨人は由規の力投に苦しめられたが、しぶとい試合運びでヤクルトを振り切った。派手さはなかったものの、ルーキー長野が攻守にわたって価値ある働きをした。

 まずは一回の守備。2死一、二塁から右前打で生還を狙った走者を、本塁で刺した。守備位置と長野の肩を考えれば、やや強引な走塁。「前進していたので、いけると思った」という言葉通り、正確な送球で余裕を持ってアウトにした。

 0―0の五回にはチーム初安打となる二塁打で出塁し、脇谷の浅い中犠飛で生還。七回は無死二塁から右前打で一、三塁と好機を広げ、一挙4点の攻撃を導いた。由規の速球に差し込まれたが、しぶとく一、二塁間へ。自身は「振ったら当たった」と軽い言葉でかわしたが、原監督は「あのつなぎは見事」と絶賛した。

 9試合ぶりに一発が出なかった巨人。走攻守における堅実な貢献は大きかった。伊原ヘッドコーチは言う。「だからレギュラーなんですよ」

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2010年4月17日のニュース