那覇新球場で初のプロ野球「エイサー」で応援

[ 2010年4月17日 19:57 ]

 那覇市の奥武山野球場を全面改修した沖縄セルラースタジアム那覇で17日、初めてのプロ野球の試合として巨人―阪神の2軍交流戦が開催され、訪れた約1万1千人のファンを楽しませた。

 同球場は両翼約100メートルと従来より大きく、約3万人収容。プロ野球の公式戦もできるよう照明施設を整え、野球資料館も新設、4月にオープンした。
 6月には横浜―ヤクルトも予定。沖縄での公式戦開催は1975年以来、35年ぶりという。
 巨人は来年から、宮崎県に加え、那覇市を第2キャンプ地とすることを決定している。イニングの間にはグラウンドで、巨人の応援歌に合わせた伝統芸能「エイサー」が地元団体によって披露された。勢いに乗った巨人は延長10回で6対5のサヨナラ勝ち。
 巨人ファンという沖縄県宜野湾市の黒島永将さん(66)は「テレビと違い、球場での観戦は迫力が違う」と興奮。「沖縄の少年がプロ野球に興味をもって、選手として活躍するようになってほしい」と期待を寄せた。

続きを表示

2010年4月17日のニュース