落合監督の不安的中…6点差守れず

[ 2010年4月17日 20:22 ]

 【中日7―8広島】一時は6点をリードした中日だったが、救援投手陣が崩れる“らしくない”展開で連日のサヨナラ負けを喫した。

 先発バルデスは五回途中降板で4失点、救援した2番手の清水昭も3安打と失策でこの回に2失点して7―6とされ、決まりかけていた勝負の行方が分からなくなった。
 八回からは救援だけで3勝の高橋が登板したが、1点を失い試合は振り出しに。九回は無死二塁から2死二、三塁までこぎつけたが、広瀬にサヨナラ打を浴びた。左腕は「勝負のつもりでいったが…。また頑張ります」と肩を落とした。

 中日はここまでの20試合で先発投手が7回以上投げたのは6試合。貯金があるのは救援投手陣の踏ん張りのおかげだ。高橋もこの日が10試合目の登板だった。数日前に落合監督は「無駄に使っていたら、中継ぎがもたなくなる」と話していたが、その不安が早くも現実となってしまった。

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2010年4月17日のニュース