原監督も大興奮「打ったね。素晴らしいね」

[ 2010年4月7日 06:00 ]

 【エンゼルス6-3ツインズ】松井秀が本拠地アナハイムでの開幕を迎え、ツインズ戦に「4番・指名打者」で出場。8回には移籍1号となるソロ本塁打を放つなど、4打数2安打2打点に“勝利打点”を挙げる大活躍。

 これには巨人原監督も「打ったね。素晴らしいね。テレビで見ていたよ。新しいチームの4番として打ったことに価値がある。ユニホーム?似合っていますねと大興奮だった。

 ≪父・昌雄さんも大喜び≫松井の父・昌雄さんも興奮を隠せなかった。所用でテレビでの生観戦はできなかったというが「後で映像で見ました。オープン戦では1本しか打ってないのに、本当にびっくり」と大喜び。目新しいユニホーム姿にも「はつらつとしていて、赤が似合っていた」と目を細めた。キャンプ中には現地で激励し「今年は守備ができる可能性があって生き生きしていた。“昔の松井をまた皆さんに見せたい”と話していた」と頼もしそうだった。

 ≪「米国の父」は「あらためて感服」≫松井が「米国の父」と慕うロサンゼルス郊外在住の加藤敏夫さんは「大舞台で本当に大した男。あらためて感服した」と感慨深げだった。91年、高校選抜の一員として渡米した松井のホームステイ先となって以来、親交が続く。先月はキャンプ地を訪れ激励し食事もした。最近、がんの手術を受け、この日観戦に来るか迷ったというが「来て良かった。ひざの調子も昨年より良さそう。伸び伸びプレーしてほしい」とエールを送った。

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2010年4月7日のニュース