国学院大 高木2度目の完封勝利

[ 2010年4月7日 06:00 ]

<国士舘・国学院>完封勝利を挙げた国学大・高木

 東都大学野球春季リーグが開幕し、1回戦2試合が行われた。昨秋初優勝の立正大が東洋大に4―3で辛勝。国学院大は高木京介投手(3年)が無四球でリーグ戦2度目の完封勝利を飾り、30季ぶり1部復帰の国士舘大を4―0で下した。

【日程と結果


 国学院大左腕の高木が国士舘大打線に7安打を許しながら、要所を締めて無失点。昨年4月17日の立正大3回戦以来、自身2度目の完封勝利を飾った。「調子はよくなかったですけど、悪いなりに投げられたと思います」と開幕戦勝利にホッとした様子。この日、移籍1号を放ったエンゼルスの松井は星稜の大先輩とあり「打ったんですか?正月にお会いしましたけど、偉大な先輩なのでうれしいです」と自分のことのように喜んでいた。

 <立正大 秋春連覇へ辛勝発進>1点リードの9回に2死満塁のピンチを招いたが、3番手の中川が踏ん張り先勝。6回にはリーグ戦初打席の代打・服部が同点の右越え三塁打を放つなど新戦力の台頭も目立った。伊藤監督は「最後?倒れそうだったよ。服部がよく打ってくれた」と秋春連覇に向け全員でつかんだ白星に笑顔を見せた。また5回途中3失点で降板したドラフト上位候補の先発・南は「負けを消してもらったので、あしたも投げるつもりでいきます」と話した。

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2010年4月7日のニュース