3、4番がそろい踏み!おかわり君も13試合目で今季1号

[ 2010年4月7日 20:19 ]

3回西武1死一塁、中村が右越えに2ランを放つ

 【西武9-2オリックス】西武打線が気持ち良く快音を響かせた。12安打で9得点。その中心となったのは3番中島、4番中村だ。2人で9点中、7点をたたき出した。

 勢いをつけたのは中島だ。まず一回1死三塁の先制機で中越え2ラン。「打った瞬間、いったと思った」と自画自賛する一発だった。2―1の三回1死二、三塁では、外角球を右前へ2点適時打。「ボールかなと思うが、打てる範囲だったので」と自然体で対応したところに状態の良さがにじむ。結局、五回の犠飛も合わせて3安打5打点。「これからもいい場面で打つ。期待して下さい」と口も滑らかだった。
 中島に触発されたか、この試合前まで打率1割1分4厘と不調の中村にも、待望の本塁打が飛び出す。「打っていないのに4番で使ってもらい、申し訳ない気持ちだった」という主砲は三回、外のボールを右翼席へ。今季51打席目で出た1号2ランに「まだ満足はしていないが、一本出て、違う形でいける」と今後の打棒爆発を予告した。
 渡辺監督は「中島は勝負強い。中村も打ちだしたら一気にいくからね」とほくほく顔。中軸そろい踏みで、西武は連勝を3に伸ばした。

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2010年4月7日のニュース