楽天 勝因は落差

[ 2010年4月7日 07:26 ]

 【楽天3-1日本ハム】楽天の先発3本柱に数えられる永井が、3戦目でようやく白星を手にした。ブラウン監督がたたえたのは、マスクをかぶった嶋の好リードだ。

 序盤は直球やスライダーを中心に配球。三回までを1失点でしのぐと、ここからは勝負どころでフォークを選択した。
 四回2死二塁では坪井を左飛、六回2死一、二塁では小谷野を三振に仕留める。しっかりと直球を見せていたからこそ、落差のある決め球が生きた。嶋は「直球でいけるところまでいこうと。フォークは大事な後半に取っておいた」と得意げだ。
 女房役の要求に応え続けた永井も立派。七回2死満塁では稲葉を直球で打ち取る意地を見せ、チームの連敗を止めた。右腕は「きょうはしっかり粘れた。カードの頭を任された責任を果たせて良かった」と安堵の笑みを広げた。

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2010年4月7日のニュース