永川勝“新球”カットで負けもカット

[ 2010年2月16日 06:00 ]

シート打撃に登板する永川勝

 冷たい雨が降る中で行われたシート打撃。半袖アンダーシャツで臨んだ広島の守護神・永川勝は打者9人に25球投げ、そのうち「半分はカットボール」と振り返った。

 永川勝の持ち球は直球とフォーク。その2つでプロ7年間で通算163セーブを挙げた。だが、36セーブの昨年は6敗(3勝)。フォークの制球が乱れ、苦し紛れの直球を打たれた。そこで3つ目の球種として取り組むのがカットボール。10日のフリー打撃に続く2度目の打者への投球は、曲がりが大きくなって倉に左前打されるなど「まだ練習が必要」という。

 「いい軌道だと打者が思った通りの反応をしてくれる。最悪でも7、8割は軌道をコントロールしないと」。変化し過ぎて簡単に見逃される球もあった。ただ、対戦した東出は「僕は使えると思う」と証言する。「曲げようとしてたけど、ちょっと(軌道を)ずらすだけでいい。内角に少し食い込む球を見せられただけで、外角の球に絞れなくなるんですから」

 昨年の6敗が6セーブだったらチームはクライマックスシリーズに出ていた。カットで負け数をカット。それが今年の永川勝のテーマになる。

 ≪大竹 自己最多270球投げた≫広島の大竹が、270球のブルペン投球を敢行した。プロ9年目で自己最多、今キャンプでも12球団最多となる投げ込みに「200球を超えて肩の感覚がどうなるか試した。疲れている中でもいいバランスで投げられた」と話して汗をぬぐった。紅白戦など実戦形式に突入する直前の時期に、例年のように全身を酷使してあらゆるポイントをチェック。「270球を投げたこと自体が自信になる」という大竹に、大野投手コーチも「チームを引っ張ろうという自覚が芽生えてきたね」と喜んだ。

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