“子供っていいな~”小谷野ホノボノ触れ合い楽しむ

[ 2010年2月16日 07:58 ]

子供たちから気に入られ帰り際にだっこをせがまれる小谷野

 【日本ハム担当 松井 いつき】

 日本ハム・小谷野栄一内野手(29)が15日、名護市内の児童養護施設「なごみ」を訪問した。村田や加藤政、吉川とともに訪れ、約1時間キャッチボールなどをして触れ合った。「人見知りされてしまうかと思ったけどみんな懐いてくれてうれしかった。これからもいろんな活動をしていきたいので、きっかけとしたい」と笑顔を見せた。

 同施設には2歳から18歳までの40人がいる。この日は15人の子供たちが小谷野らを出迎えた。昨季ゴールデングラブ賞を獲得したパ・リーグを代表する三塁手の登場に、少年たちは興奮気味だった。

 小谷野はあいさつを終えると、早速グラブを手にキャッチボールをしながら、熱心に投げ方などを教えた。小さい子供が、報道陣のカメラに興味を示し、連写シャッターを押し続ける姿に大爆笑する場面も。真剣な表情を見せる練習中とは違って、かわいい子供たちを前に目尻が下がりっ放しだった。訪問の最後には、契約するナイキ社のTシャツやタオルをプレゼント。「みんなで同じ物を身につけることで、絆を深めてほしい」と思いを託した。

 29歳の独身。「僕には自分で作った家族というか、戻る場所がない。今後は北海道内でもこういう活動があったらどんどんやっていきたい。みんなが自分の子供や弟、妹という気持ちで接していきたい」。野球以外の面でも、小谷野は幅を広げようとしている。

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2010年2月16日のニュース