西村ロッテに“泣き虫先生”から熱血魂注入

[ 2010年1月13日 06:00 ]

ロッテ・西村監督は千葉マリンで取材に応じ、今季のスローガン「和」を掲げる

 ロッテ・西村徳文監督(50)が12日、石垣島での春季キャンプ中に、親交のある京都・伏見工ラグビー部・山口良治総監督(66)に講演を依頼したことを明かした。2月2日に行われる予定で、講演のタイトルは「熱き思いが壁を破る」。80年代の人気テレビドラマ「スクール☆ウォーズ」のモデルとなった“泣き虫先生”からナインに熱血魂が注入される。

 「以前から話をもっと聞きたいと思っていた。選手には結果を恐れずやってもらいたい。精神面はスポーツの中で凄く重要な部分。精神的な話をしていただきたい」

 山口総監督は75年に伏見工ラグビー部監督に就任。当時は無名だった弱小公立校を熱血指導で全国屈指の強豪校に育て上げた。その手腕に心酔する西村監督が5年ぶりのV奪回へ自ら講演を依頼。「強気」を今季のテーマに掲げており、ナインに山口総監督から逆境での精神的な強さを学んでもらいたい考えだ。

 また、西村改革として、キャンプでは細かいサインプレーも徹底的に行う方針。バレンタイン政権下ではほとんど見られなかった報道陣非公開の“鉄のカーテン”も敷く可能性を明言した。

 今季のスローガンは「和」に決定した。94年の「激闘」以来16年ぶりの日本語で「今年は現場、フロント、ファンが心を一つにして戦っていきたい」と説明した。今月29日には成田山新勝寺で、こちらは7年ぶりとなる必勝祈願を予定。「監督は考えることが多すぎるから頭の中を鍛えないと。もちろん、十分に優勝を狙える戦力が整った」。一体感とアグレッシブさを前面に押し出す西村監督が、実りの秋には球界の“泣き虫先生”になる。

 ▽スクール☆ウォーズ 84年10月から85年4月にTBS系で放送されたテレビドラマ。京都・伏見工ラグビー部と同校に赴任した山口良治氏をモデルに、荒廃した無名高校が全国制覇するまでの7年間の軌跡を描いた。当時社会問題だった校内暴力の排除を目的に制作され、熱血教師と不良生徒の葛藤(かっとう)と成長を軸にした「教育の理想」がテーマ。毎回涙を流す教師役を山下真司が演じた。現在でも、学園ドラマ界の不朽の名作と称される。

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