松井秀 4連勝へ「勝ち続ける」

[ 2009年10月20日 06:00 ]

 ヤンキースは17日の試合が日付を回って深夜1時に決着したこともあり、予定していた敵地での全体練習は中止となった。

 地区シリーズからポストシーズン無傷の5連勝中だが、松井は「短期決戦は本当に小さなことで流れが変わる。そうさせないためには勝ち続けるしかない。04年のこともあるしね」。5年前のリーグ優勝決定シリーズではレッドソックスに3連勝後に4連敗を喫しただけに、口元を引き締めた。ジラルディ監督は「相手を勢いづかせないようにしたい」と、第1戦で8回1失点と好投したエースのサバシアを中3日で第4戦に先発起用することを決めた。主将のジーターも「全試合、勝ちにいく」と話すなど、本気で4連勝でのスイープを狙いにいく。

 ≪ペティット 勝ってPS歴代単独最多勝だ≫第3戦に先発するペティットにはポストシーズン歴代単独最多勝の期待が懸かる。現在15勝でカージナルス・スモルツに並びトップタイ。サバシア、チェンバレンと敵地で汗を流した左腕は「そうなれば最高。偉大なチームメートに恵まれた証明だし、自分はツイていると思う」。前回から中7日と間隔が空いたが「3度ブルペンで調整したし、順応できると思う」と万全の態勢を強調した。

 <エンゼルス 危機感?自由参加練習に主力も集結>連敗スタートに危機感を募らせたのか、自由参加の練習に主力の大半が集合した。この2試合は拙守を繰り返すなど“らしく”ない内容に、主軸のハンターは「しっかり準備しなくては」と言い、ゲレロも「過去は忘れて頑張る」。ソーシア監督は「自分たちの野球ができれば勝てる。短期決戦では1球、1イニングで流れが変わる」と巻き返しに自信を見せた。

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2009年10月20日のニュース