あと一人から…フィリーズ逆転サヨナラで王手!

[ 2009年10月20日 10:24 ]

ドジャース戦の9回、逆転サヨナラ二塁打を放ちガッツポーズするフィリーズのロリンズ

フィリーズ ホームでは負け知らず

 米大リーグ、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)は19日、フィラデルフィアでフィリーズ(東地区1位)―ドジャース(西地区1位)の第4戦が行われ、フィリーズが5―4で逆転サヨナラ勝ち、対戦成績を3勝1敗とし、ワールドシリーズ進出にあと1勝とした。
 フィリーズは1回にハワードの2点本塁打で先制。ハワードは1回2死一塁からドジャースの左腕ウルフの内角球を右翼席へ。これで今プレーオフは8試合すべてで打点を記録。ゲーリッグ(ヤンキース)がマークしたポストシーズン記録の8試合連続打点に並んだ。
 対するドジャースは4回2死一、三塁からロニーの右前適時打、さらに2死満塁からマーティンの左前適時打で同点に追いつき、続く5回にケンプの中越えソロ本塁打で勝ち越した。
 その後、6回に1点ずつ取り合い、4―3とドジャースがリードして迎えた9回、フィリーズは2死一、二塁からロリンズが右中間を破る2点適時二塁打を放った。

 ▼フィリーズ・マニエル監督の話 野球は27個アウトを取るまでは終わらない、という試合だった。(逆転打のロリンズは)いつもこういう場面で打席に立ちたいと思っている。大試合ではそういう心構えが必要だ。

 ▼ドジャース・トーリ監督の話 (逆転優勝の)確率を考えても仕方ないし、あさって(21日の第5戦)も勝つために試合をするだけ。ポストシーズンで3連勝することは可能だし、われわれはこれからも一試合ずつ戦うという気持ちだ。

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2009年10月20日のニュース