ダル不在で…CS突破へ中継ぎ陣に6連投指令

[ 2009年10月20日 06:00 ]

 CS突破へ、日本ハムは梨田監督が中継ぎ陣に“試練の6連投”を指令した。「6連戦になるけれど中継ぎは毎試合用意しなければならない」。ダルビッシュ不在の短期決戦。全試合をスクランブル態勢とし、この緊急事態を乗り切る。

 今季チーム17完投はリーグ5位。うち8完投はダルビッシュだ。規定投球回に達したのはダルビッシュと武田勝だけで、救援陣がリーグトップのチーム防御率3・65を支えている。116ホールドポイントはヤクルトと並んで12球団トップで、楽天戦に限れば武田久、宮西は防御率0・00、菊地も1・69と安定しており吉井投手コーチは「先発は5、6回まででいい。あとは中継ぎ投手をつぎ込んでいく」。さらに第6戦先発候補の多田野もスーパーサブとしてベンチ入りさせる方向で「やりくりは苦手じゃない」と梨田監督は総力戦を覚悟していた。

 ≪日本シリーズ進出なら選手が売店臨時店員も≫日本ハムがCS第2ステージを突破し日本シリーズに進出した場合、試合直後から球場内で発売される記念グッズの売り場で選手が“臨時店員”を務めるプランが浮上した。ファンへ感謝の気持ちを込めたアイデアで、球団関係者は「誰がやるとかは決まっていませんが、インタビューなどの予定が入っていない選手になると思います」と説明した。

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2009年10月20日のニュース