ベンちゃん止まらん!2ランだ3安打だ~

[ 2009年10月20日 06:00 ]

<中・ヤ>CS第2ステージ進出に大暴れをし、ファンに笑顔で答える谷繁元信、立浪和義、和田一浩(右から)のベテラントリオ

 【中日7-4ヤクルト】中日のベテラン・和田の勢いはこの日も止まらなかった。

 0―1の3回に今シリーズ2本目となる右中間2ランを放つと、5、6回にも安打を放ち3安打2打点。3試合通算では12打数7安打、打率・583と打ちまくった。「早めに追いつき、追い越せて良かったと思います。打つことが僕の仕事。しっかり仕事をこなせてよかった」と喜びをかみしめていた。

 ▼通算17打点は単独最多 和田(中)が西武時代のプレーオフとCSを通じて通算6本目の本塁打。5本で並んでいた里崎(ロ)、ズレータ(ソ)を抜き、ウッズ(中)の8本に次ぐ単独2位とした。またこの日の2打点で通算17打点とし、カブレラ(オ)、ウッズの各15を抜き単独最多になった。

 ≪中田 大役きっちり≫大一番で与えられた仕事をきっちりこなした。先発の中田が初回に先制を許しながらも5回4安打1失点と試合をつくり、味方の逆転を呼び込んだ。「初回に点を取られたけど、全然、気落ちせずに集中して投げることができました」。6回以降は得意の小刻みな継投策。浅尾、岩瀬が失点する誤算はあったが、全員が必死となって逃げ切った。

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2009年10月20日のニュース